『Histoire of Eternto−イストワール オブ エテルノ−』 第4話 同じ天を仰ぎし者達 ≪登場人物≫ ユアン♂(22歳):ギルド蒼穹の燕、団員。 スレイヴ♂(41歳):ギルド蒼穹の燕、団長。 カルテリア♀(18歳):ギルド蒼穹の燕、団員。 トゥライト♂(24歳):ギルド蒼穹の燕、団員。 ミュゲ♀(31歳):ギルド大洋の鯱、団長。 オルフィス♂(25歳):“白馬の紋章”を背負いし者。 ダーダン♀(23歳):“白馬の紋章”を背負いし者の同行者。 【HPはこちら】 キャラクター詳細や世界観は此方で確認お願いします。 【役表】 ユアン: スレイヴ: カルテリア: ミュゲ: ダーダン: トゥライト: オルフィス: 男: *0*−00−0*0−00−*0*−00−0*0−00−*0*−00−0*0−00−*0*− ≪共和国ランガルト・首都フラーテル≫ オルフィス:「此処が、フラーテルだ。」 ダーダン:「(小さい溜息) このごちゃごちゃした感じ。何回見ても好きになれないわね。」 オルフィス:「守護獣ピルカを慕い同じ天を仰ぎし者達の集り、か。」 ダーダン:「結局は馴れ合いの集まりでしょ?」 オルフィス:「そういうことだね。」 ダーダン:「あたしは、王都見たいに、清潔で煌びやかな方が好き。 どうせならあっちに行きたかったわ。」 オルフィス:「ここで我侭を言うのは無しだ。そういう決まりでしょ。」 ダーダン:「そういってぇ、あたしが居ないと何も出来ないんだからん。」 オルフィス:「分かってるじゃないか。あぁ、えっと、そっちの準備は?」 ダーダン:「完璧☆」 オルフィス:「なら後は任せたよ。」 ダーダン:「あら、もう行くの?」 オルフィス:「ん、早く会いたい人がいるんだ。」 ダーダン:「例の子かしら。」 オルフィス:「良く分かったね。」 ダーダン:「目を見れば分かるわよ、爛々としてるもの。」 オルフィス:「そうかい?」 ダーダン:「ふぅん。あたしには関係無いからどうでも良いんだけど。」 オルフィス:「そ。」 ダーダン:「けど、これだけは注意しとくわ。」 オルフィス:「何だい?」 ダーダン:「いじめ過ぎは駄目よん? 貴方、本気になると危険だから。」 オルフィス:「ふふッ、心得ているよ。」 ダーダン:「クスッ、なら良いけどね。」 オルフィス:「それじゃ・・・。」 ダーダン:「あ、ねぇ。」 オルフィス:「ん、まだ何か?」 ダーダン:「ううん、その“白馬の紋章”良く似合ってるわ、うふふ。」 オルフィス:「ありがとう、それじゃ行って来るよ。」 ダーダン:「いってらっしゃい。」 カルテリア:「『Histoire of Eternto(イストワール オブ エテルノ)』 第4話 同じ天を仰ぎし者達」 ≪マルシェにて≫ カルテリア:「えっと、これとこれと、これと・・・あとは〜、あ、あった!」 スレイヴ:「揃ったか?」 カルテリア:「う〜ん、大丈夫だと思う。」 (遠くから叫び声) 男:「どいてくれどいてくれ、急患だ!」 カルテリア:「また怪我人〜? 今日多いねぇ。」 スレイヴ:「ほう。」 カルテリア:「まだ朝なのにさっきので3人目だよ。」 スレイヴ:「同じキャラバンの仲間かもな。 ほら、また運ばれてきたぞ。」 カルテリア:「あ、本当だ。 護衛は雇ってなかったのかな。」 スレイヴ:「この状況からして雇ってないだろ。」 カルテリア:「最近、護衛の仕事増えないなぁって、依頼書見ていつも思うよ。 外は危ないのに・・・みんな平和ボケ?」 スレイヴ:「まぁ、そうだろうな。 結界の中にいりゃ安心して暮らせるんだ。 わざわざ危険を伴うリスクを背負ってまで出たがる奴は物好きか余程の馬鹿か・・・。」 カルテリア:「そういえばこの病院。え〜っと。」 スレイヴ:「ん?」 カルテリア:「薬草はぁ・・・っと。 団長とユアンが初めて会った場所だっけ。」(買い物しながら何気なく言う) スレイヴ:「・・・あぁ。」 カルテリア:「あっ! あった。 後はぁ・・・。」 スレイヴ:「あれから7年か・・・。」(独り言) カルテリア:「他に買い忘れてるモノ無い?」 スレイヴ:「・・・。」 カルテリア:「こんな沢山の治療資材何に使うの。」 スレイヴ:「・・・。」 カルテリア:「だんちょっ! 団長ってばぁ、聞いてる?」 スレイヴ:「ん? あぁ。 なんだって?」 カルテリア:「んもぅ。 聞いてないんじゃん。」 スレイヴ:「あ〜・・・。」 カルテリア:「考え事してたの? ぼぉ〜っとしてたけど。」 スレイヴ:「まぁ、そんな所だな。」 カルテリア:「なら良かった。」 スレイヴ:「なんでだ?」 カルテリア:「一瞬ボケちゃったかと思って。」 スレイヴ:「お前なぁ。 俺はまだそんな歳じゃ・・・」 カルテリア:「(遮る)あ、ユアンだ〜!! おぉーい!」(荷物持ったまま走り去る) スレイヴ:「おいっ! ったく・・・騒がしい奴だな。」(微笑しつつため息交じりに) (とある路地) カルテリア:「ゆ〜あん!」 ユアン:「ん?」 カルテリア:「おはようぅ!」 スレイヴ:「よぅ、ユアン。」 ユアン:「あ、カルテリアとスレイヴおはよう。 朝早くから珍しいペアだね。 どうしたの?」 スレイヴ:「ちょいと買い出しがあったんでな、付き合って貰ったんだ。」 カルテリア:「ただの荷物持ちだけどねぇ!」 ユアン:「荷物持ちなら僕かトゥライトに頼めばよかったのに。」 スレイヴ:「あぁ、あいつは任務中でいなかったからな。」 カルテリア:「全く、こういう時こそあの脳筋の出番なのにねぇ。」 ユアン:「ははっ、カルテリア。荷物持とうか?」 カルテリア:「ん〜ん、大丈夫。 ありがとっ!」 スレイヴ:「トゥライトもそろそろ戻ってる頃だろ。」 カルテリア:「んだね。」 スレイヴ:「んじゃ、ギルドに向かうぞ。」 カルテリア:「らじゃぁ〜!」 ユアン:「うん。」 (少し歩きだすが、目先に見知った顔が現れ立ち止まる) ユアン:「あ、ミュゲさん。」 スレイヴ:「おっと。」 カルテリア:「ぎゃっ!?」 ユアン:「大丈夫?」 カルテリア:「うん。 ちょっと団長! 急に止まらないでよ〜!」 スレイヴ:「悪い悪い。」 ミュゲ:「うふっ、ご機嫌よう。」 スレイヴ:「よぅ、どうした。」 ミュゲ:「少し気になる情報が入ったので、“貴方に”教えて差し上げようかと。」 カルテリア:「大洋の鯱(オセアーノ エポラール)の団長さんが持って来た情報ってなんだろ!」 ミュゲ:「あら、気になります? ふふっ。」 ユアン:「ちょ、カルテリア! 僕たちは先にギルドに行ってるよ。」 カルテリア:「えぇ〜。」 ユアン:「ミュゲさん、すいません。」 ミュゲ:「ふふっ、気にしないで。」 スレイヴ:「カルテリア、その荷物受付に預けといてくれ。」 カルテリア:「はぁい。」(ちょっとだけ不貞腐れ) スレイヴ:「ユアン、悪いな。」 ユアン:「また後で。」 スレイヴ:「あぁ。」 (ユアンとカルテリアが去るのを見送る) スレイヴ:「あいつらの前で話を持ち掛けたって事は何かあるんだな。」 ミュゲ:「えぇ。」 スレイヴ:「・・・それで。」 ミュゲ:「先日、聖都シュティレーゼが襲撃されたらしいですよ。」 スレイヴ:「状況は?」 ミュゲ:「結界が一部破損したと聞きましたけど、 現在は通常通りの生活は送れてるみたいです。」 スレイヴ:「おいおい、結界が破損したってただ事じゃないだろ。 一体誰が・・・。」 ミュゲ:「その事なんですけど。」 スレイヴ:「ん?」 ミュゲ:「その主犯者が“獅子の紋章”を身に着けていたらしくて。」 スレイヴ:「・・・帝国が? 独裁国家とは言え現皇帝が よその国に理由なくちょっかい出すとは思わんがな。」 ミュゲ:「私もそう思うのですけど、 事実、理由に関しても思い当たる節は無いですし、 何かの工作という線も視野に入れるべきじゃないかしら。」 スレイヴ:「結界を壊す戦力と工作か。 どちらにせよ、今の段階じゃ、手段と方法。 それに相手側の意図が読めねぇか。」 ミュゲ:「ふふっ。」 スレイヴ:「もう宰相には伝えたのか?」 ミュゲ:「いいえ、伝える必要は無いと判断しました。(微笑)」 スレイヴ:「何故だ?」 ミュゲ:「だって、明日シュティレーゼから宰相宛てに書状が届く手筈になってるんですもの。 あちらはそのタイミングで動き出せば問題ないと思いません?」 スレイヴ:「ったく、恐れ多いな。お前等の情報網は一体どうなってるんだ。」 ミュゲ:「機密事項です。」(満面の笑み) スレイヴ:「そうかい。」 ミュゲ:「少しばかり、警戒を強めた方が良いかもしれませんね。」 スレイヴ:「・・・警告か。」 ミュゲ:「さぁ、どうでしょう。 何だか面白そうな事が起きそう。ふふっ。」 スレイヴ:「相変わらずだな。」 ミュゲ:「それが、私ですもの。」 スレイヴ:「まぁ、情報提供には感謝する。」 ミュゲ:「いいえ。 それでは。私は散歩の途中ですので。」 スレイヴ:「あぁ、気ぃ付けろよ。」 ≪ギルド内某所≫ トゥライト:「はぁ〜ぁ。全然ねぇなぁ。」 カルテリア:「良い仕事ないの?」 トゥライト:「あぁ。」 スレイヴ:「なんだ、朝から仕事の話か、性がでるな。」 カルテリア:「あ、団長お帰り〜!」 ユアン:「お帰り。」 トゥライト:「うっす。」 ユアン:「近頃、依頼が随分減ったね。」 スレイヴ:「まぁ、大所帯のギルドが四団体も密集してりゃ 仕事の取り合いになるわな。」 トゥライト:「こんなんじゃ、俺たちが食いッぱぐれちまうだろうがっ!」 ユアン:「規模の小さい依頼なら山程あるんだから コツコツ消化していけば良いんじゃないかな?」 トゥライト:「んな、チマチマ細けぇ事してられっか。」 カルテリア:「どーせなら、大きい奴をこなしてパーっと稼ぎたいよ。」 スレイヴ:「まぁ、一理あるな。」 ユアン:「それにしても、此処数ヶ月の間で 大規模の仕事量が減ってるのは確かだね。」 カルテリア:「だよ。本当、ギルド協会は何してるんだろ?」 トゥライト:「わかんねぇって、怠けてんじゃないのか。」 スレイヴ:「我が国の宰相殿も、多忙極まりないからな。そう急かしてやるなって。」 ユアン:「主格のいないランガルトで、 全ての公務責任者を、宰相一人で請け負ってるんだし、 必然的にそうなってしまうのは、仕方ないかな。」 カルテリア:「だったら、最初からみんなで分担すればいいじゃない。」 トゥライト:「それが出来りゃとっくにやってるって。」 カルテリア:「ん、どゆこと?」 ユアン:「この国の制度って、何で決まるか分かる?」 カルテリア:「制度? えっと、投票だっけ?」 スレイヴ:「そうだ、民主主義って奴だな。 元々、異民族同士が集って出来た国だ。 例えば、どっかのお偉いさんが立候補したとするが、 民間人の支持を相当数得られなきゃ、公務責任者になる事は出来ないんだ。」 ユアン:「只でさえ民族間の諍い(いさかい)が絶えないのに、 更に問題を増やした所で、まとまる筈がないよ。」 トゥライト:「でも、昔に比べりゃマシになったんだろ?」 スレイヴ:「まぁな。」 カルテリア:「今の宰相って確か、ナグラーダ=フロイデって人でしょ?」 ユアン:「そうだね。」 カルテリア:「なんでその人が宰相なの?」 トゥライト:「俺も知らねぇ。」 スレイヴ:「あぁ、そうか。お前ら二人は知らないんだったな。」 ユアン:「確か、二人がこのギルドに入ったのは3、4年前だったよね。」 トゥライト:「あぁ、此処に入る前は冒険者(バックパッカー)やってたけど 一々お国事情は気にしてなかったからな。」 カルテリア:「うーん、私も遠くの田舎にいたから、 これといって関心はなかったかも、直接関係無いしぃ。」 ユアン:「最近フラーテルに来た人が、今の現状を当り前と捉えるなら 宰相になった理由は気にしないのかも。」 スレイヴ:「成る程。そういやぁ、ユアンの方は勉強熱心に色々調べてたな?」 ユアン:「うん、少し興味あったからね。」 カルテリア:「お勉強なんて、私には無縁な話だよ。」 トゥライト:「オメェには、似合わないもんな。」 カルテリア:「で、出来ない訳じゃないよ!?」 トゥライト:「あっそ。」 カルテリア:「何かムカツク、ムキー!」 ユアン:「相変わらず仲良いね。」 スレイヴ:「くくっ、飽きなくていいじゃねぇか。」 ユアン:「ふふ、確かに。」 スレイヴ:「んで、お前らは話聞くのか、聞かないのか?」 カルテリア:「あ、はいはい! 聞くきくー! 私一応新参者だし、教えて欲しいデス!」 トゥライト:「仕方ねぇな。聞いといてやるよ。」 スレイヴ:「ふっ、んじゃ続きだな。このフラーテル自体、 他の所と比べて歴史が若いってのは知ってるな?」 カルテリア:「うん、それは知ってる。」 スレイヴ:「んでな、現宰相ナグラーダ=フロイデ嬢は、 歴代宰相の中で、最も絶対的支持を誇ったと言われている、 ムッシェル=フロイデの娘さんだ。」 トゥライト:「親の七光りって奴かよ。」 ユアン:「それだと、皆が納得しないんじゃないかな。」 トゥライト:「は?」 カルテリア:「さっき私が言ったでしょ? 投票制って。」 ユアン:「民衆が納得せざるを得ない事情があったからこそ、 宰相の地位に立てたみたいだよ。」 スレイヴ:「ん、結構有名な話だな。」 トゥライト:「へぇ。」 スレイヴ:「荒くれ者が多いギルドを纏め上げる為に 国との協力体制を作ったのもナグラーダ嬢だ。」 カルテリア:「女の人なのに凄いんだねぇ。」 スレイヴ:「あぁ。他にも色々あるんだが、話したら切が無い。 一番身近な所で言えば、俺等の所属しているギルド協会がその一つだな。 まぁ、若いのに良くやってるよ。」 ユアン:「スレイヴはフロイデ宰相と知り合いなんだっけ。」 スレイヴ:「どちらかというと、父親のムッシェルの方が顔見知りだな。 昔、少し世話になったんだ。」 カルテリア:「団長がお世話になった人〜? 何か不思議。」 トゥライト:「何でだ。」 カルテリア:「団長ってなんでも一人で出来るイメージじゃない?」 トゥライト:「あぁ、確かに。」 スレイヴ:「俺はそんな万能じゃねぇぞ。」 ユアン:「はははっ。」 トゥライト:「まぁいいや。 どんどん次の仕事探さねぇと。」 カルテリア:「あ、私も〜!」 スレイヴ:「あぁ、そうだ。 仕事始める前にお前らに言う事があったんだ。」 3人:「ん?」 スレイヴ:「もし、仕事中に少しでも違和感を感じたら逐一俺に報告してくれ。」 ユアン:「それって、さっきミュゲさんと話してた内容?」 スレイヴ:「そうだ。 他の団員にも伝言たのん・・・」 【爆発音】 カルテリア:「いぃ!?」 トゥライト:「うわっ、なんだ!?」 ユアン:「っ、爆発音?」 カルテリア:「ふぃ〜、びっくりしたぁ。私、急いで様子見てくるね!」 スレイヴ:「あぁ、頼んだ。」 カルテリア:「はいよっ。」(去る) ユアン:「随分、近い場所で聞こえた気がするけど。」 スレイヴ:「嫌な予感がするな。」 カルテリア(声):「ちょ、ちょっと!! 出て来て! 大変な事になってるよ!? ひぃい!」 トゥライト:「どういうこった?」 スレイヴ:「取り敢えず、様子を見に行くぞ。」 トゥライト:「あぁ!」 ユアン:「分かった。」 ≪ギルド外部≫ カルテリア:「あ、来た来た! ちょっとこれ見てよ、結界に穴開いちゃってる!」 トゥライト:「うひゃぁ、デッケー穴だな、こりゃ。」 スレイヴ:「チッ(舌打ち)言ったそばからこれかよ。」 ユアン:「・・・?」 スレイヴ:「カルテリア、兵士が動いている様子は?」 カルテリア:「う〜ん。今の所、無いみたい。」 スレイヴ:「ったく、こういう時にすぐ動けなきゃ意味ねぇだろ。」 ユアン:「どうする?」 トゥライト:「俺はいつでも動けるぜ、リーダー。」 カルテリア:「私も周辺の情報集めと援助はすぐに出来るよ。」 スレイヴ:「ふっ、それに比べて動ける部下達で助かったぜ。 んじゃ、爆発地域及び、その周辺の捜索。 魔物も侵入している可能性もあるからな。最優先事項は民間人の保護だ。 ま、現地での判断はお前らに任せるが・・・」 トゥライト:「なんだよ。」 スレイヴ:「ん、一応言っとくか。おそらく他のギルドも動き出してる筈だ。 くれぐれも揉め事だけは避けろよ。」 カルテリア:「それは、トゥライトに言ってぇ。」 トゥライト:「は? 何でだよ。」 カルテリア:「だって、一番心配だもん。」 トゥライト:「はっ!?」 ユアン:「そうだね。」 トゥライト:「ユアンまで!? 俺、そんなに信用ねぇのか??」 スレイヴ:「ま、手柄争い程面倒な事はねぇからな、くくっ。」 ユアン:「スレイヴ、面白がってない?」 スレイヴ:「いんや。それじゃ各自他のメンバーへの通達含め、行動を開始してくれ。」 トゥライト:「了解。んじゃ、行って来るぜ。」(去る) カルテリア:「ラジャーっ。また後でね!」(去る) ユアン:「それじゃ、僕も・・・」 スレイヴ:「ユアン、ちょっと待て。」 ユアン:「?」 スレイヴ:「お前には別の用件を頼む。」 ユアン:「別の?」 スレイヴ:「あぁ、お前は直接ナグラーダ嬢の所に向かってくれ。」 ミュゲ(M):「警告を受けた矢先に襲撃を受けた首都フラーテル。 そして、“白馬の紋章”を纏いし者とは。」 カルテリア:「次回『Histoire of Eternto(イストワール オブ エテルノ)』第5話 陰謀」 もどる